乳歯時期から行う「口腔育成」で、健康的な歯・口の発育を
当院では、乳歯のお子様(3〜6歳)に向けた小児口腔機能の育成に力を入れています。実は世の中のお子様の8割以上が過蓋咬合(歯の噛み合わせが深く、上の前歯が下の前歯を覆い隠してしまっている状態)で、これは噛む力や飲み込む力が弱くなるだけでなく、将来の歯並びにも悪い影響を及ぼしてきます。
いびき・口ポカンや鼻詰まりなどをはじめとする様々な症状の原因ともなり、お子様の健全な発育の阻害ともなり得るのです。
Vキッズ

そこで、当院では小児口腔機能育成装置「Vキッズ」で口腔育成のサポートを提供しています。透明のマウスピースで、就寝時に下の歯に装着するだけで、口の中の空間が広がり鼻からしっかりと呼吸ができるようになります。
正しい位置に成長した歯並びや上顎によって発音が明瞭になってきます。その他、噛む力が育ち、食べ物をしっかり咀嚼・飲み込めるようになるだけでなく、将来の歯並び悪化の予防にもつながります。
くわしくは当院のVキッズに関するブログをご覧ください。
Vキッズ (3〜6歳までの乳歯) | Vキッズによる口腔育成 |
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マイオブレースで、永久歯がきれいに並ぶ土台づくりを


6歳くらいまで
マイオブレース(マイオタレア・リップシール)などを装着しながらの口腔筋機能トレーニングを行います。このマイオブレースでは、舌の位置・飲み込み方を正したり、鼻呼吸ができるように教え、歯や顎を矯正していきます。5歳ぐらいから肺が大きく成長するため、それまでに正しい呼吸へと導き、より健やかな身体へ導くためのトレーニングを行なっています。
【マイオブレースで得られるメリット】
①鼻呼吸への移行
②口唇の強化
③舌の強化
④姿勢の改善
6歳くらいまで | マイオタレア・リップシールによる口腔筋機能トレーニング 55,000円(税込) |
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7〜10歳くらいまで(混合歯列期 / 前期)

混合歯列期とは、乳歯と永久歯が混在している時期を指します。この時期からマイオブレース(T4K、Kシリーズなど)を装着しながらの口腔筋機能トレーニングを行います。
とくに5〜6歳の頃は上顎骨が大きく成長する時期で、この筋機能矯正装置(マイオブレース)を装着し、お子様の歯並びや口腔周囲、姿勢を確認しながらトレーニングを行っていきます。
7〜10歳くらいまで | マイオブレースによる口腔筋機能トレーニング 385,000円(税込) 440,000円(税込) |
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追加費用(永久歯萌出後) | 口腔筋機能矯正で問題があり、追加でインビザラインGO、またはインビザラインライトのマウスピース矯正にて治療を行う場合 440,000円(税込) |
8〜10歳(混合歯列期 / 後期)

永久歯が出揃うまで筋機能矯正装置(マイオブレース)を装着しながら口腔筋機能のトレーニングを行います。しかし永久歯が萌え揃うタイミングの場合、上下一体型のマイオブレースに抵抗を感じてしまうお子様が多く、補えないこともあります。
その場合、混合歯列期に特化した「インビザラインファースト」というアライン社のマウスピース矯正を推奨しています。
インビザライン・ファーストの特徴
①成長に合わせた治療
● 顎の成長をコントロールしながら、歯が正しく生えるためのスペースを確保する。
● 将来的な本格矯正をスムーズに進めるための「第1段階治療」として使用。
②透明で目立ちにくい
● ワイヤー矯正と違い、透明なマウスピースなので目立ちにくい。
● 学校や友達との交流でも見た目を気にせずに済む。
③取り外し可能で衛生的
● 食事や歯磨きの際に取り外せるので、虫歯や歯周病のリスクを軽減。
● 固定式の矯正装置と比べて、お口の健康を保ちやすい。
④痛みが少ない
● 金属ワイヤーではなく、少しずつ歯を動かすため痛みが少ない。
● 口内炎などのリスクも低い。
⑤幅広い歯並びに対応
● でこぼこ歯並び(叢生)、出っ歯、受け口、すきっ歯などに対応。
● 将来的に抜歯が必要になるリスクを減らせる。
インビザラインファースト | 660,000円(税込) |
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