江東区亀戸の歯医者、亀戸アイリス歯科です。
当院では、お子様の健康的な口・歯の発育に力を入れています。そこで今回、3〜6歳の乳歯にまつわるお話しをさせて頂きます。乳歯の時期から「口腔育成」の大切さに気づいて頂くきっかけとなれば幸いです。
ディープバイトについて
みなさんはご存知でしょうか?お子様の8割以上が、じつはディープバイト(過蓋咬合)なのです。
ディープバイトといっても、あまり聞き慣れないかもしれません。
歯の噛み合わせが深く、上の前歯が下の前歯を覆い隠してしまっている状態。この状態を「ディープバイト(過蓋咬合)」と呼びます。子供の頃のディープバイトは放置されるケースが多く、噛めず飲み込む力が弱くなるだけでなく、将来の歯並びにも悪い影響を及ぼします。
よって、乳歯の時期からきちんとした口腔育成を行う必要があるのです。
分かりやすいように、下に正常な乳歯との比較写真を掲載しています。ぜひお子様の乳歯と見比べてみてください。


口腔育成が必要なサイン
お子様には下記のような症状はありませんか?
●歯並びが悪い
●歯軋りをする
●口が開いている
●食べるのが遅い
●上手に飲み込めない
●よく咬めない
●好き嫌いが多い
●発音が赤ちゃん言葉に聞こえる
●朝の機嫌が悪い
●夜中に目が覚める
●よく眠れていない
●いびきをかく
●おねしょをする
●風邪をひきやすい
●落ち着きがない
●転びやすい
お子さんに思い当たることはないでしょうか?
もし当てはまる項目があれば、それは口腔育成を行う必要があるかもしれません。
小児口腔機能育成装置「Vキッズ」で口腔育成をしよう

顎が小さいと、舌が下がり口呼吸になりやすくなります。すると、いびき・口ポカン・鼻詰まりなどといったトラブルに繋がっていくのです。

そこで口腔育成に最も理にかなった治療があります。それが「Vキッズ」。
Vキッズはマウスピース型の小児口腔機能育成装置で、就寝時に下の歯に装着するだけで、口の中の空間が広がり鼻からしっかりと呼吸ができるようになります。
またVキッズの装着を続け、正しい位置に成長した歯並びや上顎によって発音が明瞭になってきます。その他、噛む力が育ち、食べ物をしっかり咀嚼・飲み込めるようになるだけでなく、将来の歯並び悪化の予防にもつながります。
Vキッズについて

「対象年齢」
乳歯がそろった3歳~6歳頃のお子さま
「効果」
多くの保護者様から「いびきが減った」「口を閉じやすくなった」 寝つきが良くなった」「言葉がはっきりしてきた」と喜びの声をいただいています。
「使用期間」
個人差はありますが、一般的には約6か月~2年の継続使用で効果が安定します。
Vキッズは痛みや大がかりな治療はなく、お子さまに負担なく続けられるのが魅力です。ご興味のある方はぜひお気軽に亀戸アイリス歯科までご相談ください。歯科医師・スタッフが、お子さまのお口とからだの健やかな成長をしっかりサポートいたします。