アイリス歯科からのニュース

2021.10.05更新

●医療費控除とは?

1年間で10万円を超えた医療費は、確定申告をすることで税金の一部が戻ってきます。
インプラントは、保険適用外ですから治療費は全額自己負担ですが、医療費控除の対象になります。
高額になりがちな自由診療の場合、患者さんのご負担も大きくなります。医療費控除は、医療費の負担を軽減する公的制度ですので、忘れずに申請しましょう。

医療費控除の写真

●医療費控除で、いくら戻ってくる?

まず、1月1日~12月31日までの1年間にかかった医療費を合計しましょう。一緒に住んでいなくても、生計が同じであれば合算することができます。下宿中のお子さまや、単身赴任中のご家族の分も一緒に計算しましょう。合計が10万円を超えるなら医療費控除が申請できます。
1年間の総所得金額が200万円未満のご家庭は、医療費が総所得金額の5%以上かかった場合、申請ができます。例えば総所得金額が180万円の場合は、「180万円×5%=9万円」となり、医療費が9万円以上かかった年は医療費控除を申請できます。

【控除額の計算方法】

1年間の医療費が算出できたら、控除額を計算し、実際の還付金を確認しましょう。算出された控除額に所定の所得税率をかけた金額が実際に戻ってくる金額です。
所得税率は、課税所得額によって違うので、国税庁ホームページでご確認ください。課税所得額とは、総所得金額から、所得控除を引いた金額のことです。会社員の方は、年末に会社からもらう源泉徴収票をご覧ください。源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」から「所得控除の額の合計額」を引いた額が課税所得額に該当します。(千円未満切捨て)

例えば、1年間の医療費が50万円、課税所得が400万円(所得税率20%)の場合の計算をしてみましょう。

〇医療費控除額

50万円(1年間で支払った医療費)−10万円=40万円

〇実際の還付金

40万円(医療費控除額)×20%(所得税率)=8万円

これにより、実際に戻ってくる金額は8万円になります。
いかがでしょうか。これだけのまとまった金額が戻ってくるのです。申請を忘れてしまうともったいないと思いませんか。

●交通費も含まれるって本当?医療費控除の対象になるものをチェック!

医療費控除の対象になるものは治療費だけだと思っていませんか?
実は治療費の他にも交通費も対象になります。1年間で何度も通う治療になれば、交通費もある程度まとまった金額になるのでは?医療費控除を計算する時には、忘れないようにしましょう。

【通院費についてのQ&A】

・保護者の交通費は含まれますか?

お子さんの通院に付き添う保護者などの交通費も通院費に含まれます。通院日と金額は忘れないように記しておきましょう。

・歯科医院へ自分の車で通います。ガソリン代は対象になりますか?

公共交通機関などを利用したときの交通費は認められますが、自家用車のガソリン代や駐車場代は、通院費の対象になりません。また、公共交通機関が使えない場合のタクシー代は認められます。(深夜である・けがや病気で電車やバスに乗れないなどの場合)
詳しくは、国税庁のホームページ「医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例」をご覧ください。

●デンタルローンで分割払いにした場合の医療費控除は?

インプラントの医療費をデンタルローンで分割払いにした場合でも、全額をその年(デンタルローン契約成立の年)の医療費に含めます。デンタルローンの仕組みは、信販会社が医療費を全額立て替えて支払い、患者さんは、立て替え分を信販会社に分割で返済していることになります。そのため、一括で支払ったのと同じ金額を医療費控除として申請します。
また、ローンの際の金利や手数料は控除の対象外になりますので、ご注意ください。
詳しくは、国税庁のホームページ「歯の治療費を歯科ローンやクレジットにより支払う場合」をご覧ください。

●医療費控除の手続きの方法

医療費控除を受けるには、確定申告が必要です。確定申告の時期は、毎年2月16日から3月15日までです。所轄の税務署に提出しに行くか、インターネット(パソコンやスマートフォン)でも申告できます。

【用意しておく必要な書類は?】

「確定申告書」と「医療費控除の明細書」が必要です。税務署の窓口や国税庁のホームページで入手できます。歯科医院発行の領収書の提出はありませんが、「医療費控除の明細書」の作成に使いますので、失くさないようにしましょう。また、領収書は5年間保管しておく必要があります。デンタルローンを利用して手元に領収書がない場合は、ローンの契約書を保管しておきましょう。
詳しくは、国税庁のホームページ「医療費を支払ったとき(医療費控除)」をご覧ください。

【医療費控除の申請を忘れていた!そんな時はどうしたらいい?】

医療費控除の申請を忘れていた、あるいは知らなかったという方も、慌てなくて大丈夫です。5年以内に申請すれば受け付けしてもらえます。せっかくの制度ですので、お住まいの税務署まで問い合わせてみましょう。

医療費控除は、会社員の方には馴染みのない制度かもしれません。けれども、一度申請してみると、そんなに難しいものではありません。インプラントの治療をされる時は、経済的負担を軽減するためにも、医療費控除を申請しましょう。わからないことがあれば、当院スタッフまでお尋ねください。

 

診療予約

投稿者: アイリス歯科

entryの検索

月別ブログ記事一覧

カテゴリ

ご予約・ご相談はお気軽に

歯のお悩みなら亀戸にある、アイリス歯科医院にまずはご相談ください

  • 診療時間 9:00-12:00 15:00-18:30 03-3637-7860
  • アクセス・診療時間