アイリス歯科からのニュース

2021.12.02更新

歯を失ったときに選択する主な治療法として、インプラント・入れ歯・ブリッジがあります。
3つの治療法はそれぞれ特徴が違うため、メリットやデメリットをしっかり把握し、自分に合った治療法を選択することが大切です。
今回は、インプラント・入れ歯・ブリッジのそれぞれのメリット・デメリットを比較してご紹介します。

比較の写真

●インプラント・入れ歯・ブリッジはどう選ぶ?

失った歯を補う治療法を選ぶ際には、「噛み心地」や「費用」、「治療期間」や「他の歯への影響」などが重要なポイントです。
患者さんが何を求めるかで、治療法の選択肢が大きく変わります。
また、残っている歯の数や箇所によって適応となる治療方法は異なり、支えとなる骨の状態も考慮する必要があります。
特徴をしっかり理解した上で、歯科医ともよく相談して決めていきましょう。

●インプラントのメリット・デメリットとは?

<インプラントのメリット>

・残っている歯に負担をかけない
・天然歯とほぼ同じように噛める
・口元が自然に仕上がる
・平均寿命10~15年で長持ちする

<インプラントのデメリット>

・保険診療の適用外のため治療費が高い
・治療期間が長い

インプラントは、歯の抜けた部分の骨にチタン製の人工歯根を埋入して、その上に人工歯を装着する方法です。
あごの骨でしっかりと支えるため、見た目や噛み心地が天然歯と大きく変わらず、自分の歯とほぼ同じ力で噛むことができます。
自費治療のためまとまった費用が必要ですが、その分、平均寿命が長く、入れ歯が3~5年、ブリッジが7~8年といわれるなかで、インプラントの平均寿命は10~15年とされていて長持ちします。
そのため、度々の再治療をする必要がなくなるため、長い目でみると費用が抑えられます。
また骨の状態によってはインプラントを入れられないケースがありますが、「骨造成」と呼ばれる骨を増やす治療を行えば、検討できるようになります。
ただ、日々の歯磨き等によるケアが不十分であれば歯周病に似た「インプラント周囲炎」と呼ばれる炎症が起こる可能性があるので、定期的なメンテナンスは必須です。
あごの骨に人工歯を埋め込み単独で機能するインプラントは、周りの歯に負担をかけたり削ったりする必要がないため、残った歯を大切にしたい方にとって大きなメリットがある治療法です。

●入れ歯のメリット・デメリットとは?

<入れ歯のメリット>

・治療回数や期間が短い
・保険適用の入れ歯は費用を抑えられる
・周りの歯を大きく削る必要がない

<入れ歯のデメリット>

・噛む力が天然歯と比べて大きく減少する
・留め具(クラスプ)付きの入れ歯は歯に負担がかかる
・保険適用の総入れ歯は、食べ物の温度や味を感じにくい
・入れ歯が合わないと、痛みや噛みにくさを感じる

入れ歯では、1本~数本の歯を失った場合は「部分入れ歯」、歯をすべて失った場合では「総入れ歯」を作成します。
保険適用の入れ歯を選択すれば、安価に治療ができ、治療期間が短いのもメリットの1つです。
しかし部分入れ歯の場合は、留め具を隣接する歯にかけて固定するため、見た目の悪さや留め具をかける歯に負担がかかってしまいます。
さらに保険適用の総入れ歯では食事の味が感じにくく、歯ぐきが痩せると合わなくなることもあるため、その度に調整が必要となります。

●ブリッジのメリット・デメリットとは?

<ブリッジのメリット>

・噛む力は、天然歯の6割ほどまで回復
・治療回数や期間が短い
・保険適用のブリッジは費用を抑えられる

<ブリッジのデメリット>

・ブリッジの支えとなる前後の歯を削らなければいけない
・保険適用のブリッジは、プラスチックと銀歯の素材で見た目が損なわれる
・ブリッジと歯ぐきの間に食べカスが詰まりやすい

ブリッジは、失った歯の隣接の歯を削り、それを土台として被せ物を作ります。
固定式で安定性が高く、噛む力は天然歯の6割ほどまで回復します。
保険適用のブリッジを選択できれば費用を抑えられるメリットもありますが、隣接する歯を大きく削って土台とするため、周りの歯への負担が大きく、健康な歯の寿命を縮めてしまう可能性があります。
一度削った歯は元に戻せないため、治療するかどうかは慎重に判断しなければいけません。

●インプラントは入れ歯とブリッジのデメリットを軽減できる

インプラント治療は他の治療法に比べて噛む力が優れ、天然歯とほぼ同じように咀嚼(そしゃく)ができます。
入れ歯やブリッジは、周りの健康な歯に悪影響をおよぼすデメリットがありますが、インプラントは人工歯を単独で支えるため、周りの口腔環境にほとんど悪影響がありません。
費用が気になるという方も、「医療費控除」を利用すれば支払額を抑えられる可能性があります。
将来、なるべく多くの歯を残したい方は、インプラントでの治療がおすすめです。

●インプラント・入れ歯・ブリッジのメリット・デメリット比較まとめ

インプラント・入れ歯・ブリッジ、それぞれにメリット・デメリットがあります。治療法は患者さんの歯の状態や、一人ひとりの希望に合わせて自由に選択できます。

アイリス歯科では治療法の説明はもちろん、それぞれのメリット・デメリットについても丁寧に説明をしております。
歯は一度削ってしまうと、元の健康な状態に戻ることはありません。
患者さんが将来後悔することなく納得して治療を受けられるよう、相談しやすい環境づくりにも努めています。ぜひお気軽にご相談ください。

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投稿者: アイリス歯科

2021.11.02更新

●一般的な寿命は?

インプラントの平均寿命は10~15年と言われています。
厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」歯科インプラント治療のための Q&Aによれば、インプラントを10~15年残せる確率は、上あごで約90%程度、下あごで94%程度。また、抜歯直後に埋め込んだ場合や、骨移植を伴った埋め込みの場合は87~92%程度という調査結果になっています。
(参照:歯科インプラント治療のためのQ&A 01-02.pdf (mhlw.go.jp))
約90%の方が、約10~15年たってもインプラントを使い続けています。

平均のイラスト

●半永久的に使用した例があります

世界で初めてインプラント治療を受けた患者さんは、34歳の時にインプラント手術を行ってから、亡くなる75歳までの41年間、問題なく使い続けたと言われています。
個人差はありますが、インプラントを埋め込む土台となる骨が健全に保たれ、しっかりとしたケアやメンテナンスができていれば、半永久的に使い続けられる可能性もあるのです。

●寿命をのばして長持ちさせる方法

インプラントを長持ちさせる方法について見ていきましょう。

・歯周病を防ぐ口内管理

インプラント自体はむし歯にはなりませんが、特に注意したいのが歯周病です。
歯周病によってインプラントを支えている骨が痩せてしまったり、噛み合わせのバランスが悪くなったりして、インプラントの寿命が短くなります。
また、歯周病が続くと、インプラントの周りの組織が感染する「インプラント周囲炎」につながる恐れがあります。自覚症状が出にくく、重症化しやすいので注意が必要です。
毎日の歯磨きを丁寧に行い、歯垢が残らないようにしましょう。

・あごの骨を健全に保つ

インプラントを支えているあごの骨を健全に保つために、栄養バランスのよい食生活を心がけましょう。
骨の形成に役立つカルシウムは、ビタミンDと同時に摂ることで吸収率が高まります。歯ぐきのためには、タンパク質やビタミン全般の摂取が効果的です。
また、骨が弱ってしまう骨粗鬆症や糖尿病にならない健康な体作りも大切です。

・信頼性の高いメーカーを選ぶ

インプラントにはさまざまなメーカーがあります。
価格の安さだけで飛びつかず、世界的に知られていて、保証もしっかりしているメーカーを選びましょう。安全性や信頼性も高く、インプラントの長い寿命が期待できます。

・喫煙しない

喫煙は、粘膜に炎症が起こりやすく、手術した部分が治りにくい可能性があります。
歯周病になる確率も高く、インプラントが骨に定着しにくくなることもありますので、歯科医の指示に従って、禁煙しましょう。

・歯ぎしりや食いしばりに気を付ける

インプラントを支えているあごの骨に強い負荷がかかってしまうので、インプラントが揺れてくることがあります。マウスピースを使用して、負担を防ぐとよいでしょう。

●ホームケアに役立つアイテムをご紹介

インプラントを長持ちさせるために、ホームケアをしっかりと行い、歯周病を予防しましょう。
歯ブラシ1本だけでは、歯磨き不足になりがちです。全体の60%程度しか歯垢を掃除できないと言われていますので、デンタルフロスなどの補助アイテムをプラスしましょう。

<ホームケアに役立つアイテム>

・歯間ブラシ

ワイヤーにナイロンの毛が巻き付いている小さなブラシです。歯と歯の間にできた隙間の清掃に適しています。
歯間部に挿入し、数回往復させて汚れを落とします。

・デンタルフロス

極細のナイロンの糸を束ねたものです。歯と歯のすき間の汚れを落とすのに有効です。長さを調節して使用できる糸巻き型と、持ち手がついたホルダー型があります。
歯の噛む面から歯間部に入れて、歯の根元から汚れを擦り上げるようにして使用します。

・タフトブラシ

歯ブラシの毛先がひとつにまとまっている1本のブラシです。歯並びの悪い部分や奥歯など、通常の歯ブラシでは届きにくい場所が磨けます。
ペンを持つように握り、軽い力で小刻みに動かして汚れを掻き出してください。

●定期的にプロによるケア・メンテナンスを受けましょう

ホームケアだけではお口の中の汚れを落としきれず、歯に蓄積している場合があります。
定期的に歯科医院でプロによるケア・メンテナンスを受けることをおすすめします。

<歯科医院でのケア・メンテナンスの内容>

・お口の全体チェック

歯、歯ぐき、粘膜の炎症やインプラントに破損がないか確認。

・レントゲン撮影

目視では確認できない内部のチェック。インプラントや天然歯の周囲の骨の状態を確認。

・噛み合わせのチェック

噛み合わせのバランスを確認し、不具合があれば調整します。

・インプラント接合部分や口内全体のクリーニング

専用の器具を使用し、普段の歯磨きでは取り切れない歯垢を取り除きます。

・ブラッシングの指導

汚れが付きやすい場所の磨き方をアドバイスし、セルフケアの質が高まるお手伝いをします。

このように、インプラント治療後の定期的な歯科医院の受診は欠かせません。患者さんのお口の変化を見逃すことなく、早期治療につながります。
そうすることで、インプラントやお口の中を良好な状態に保つことができます。

毎日のホームケアをしっかり行い、歯科医院での定期的なケア・メンテナンスの両方を継続することで、インプラントの寿命をのばすことができると言えるでしょう。
長く快適に使っていただけるよう、患者さんのお口に合ったメンテナンスを行いますので、ご相談にお越しください。

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投稿者: アイリス歯科

2021.10.05更新

●医療費控除とは?

1年間で10万円を超えた医療費は、確定申告をすることで税金の一部が戻ってきます。
インプラントは、保険適用外ですから治療費は全額自己負担ですが、医療費控除の対象になります。
高額になりがちな自由診療の場合、患者さんのご負担も大きくなります。医療費控除は、医療費の負担を軽減する公的制度ですので、忘れずに申請しましょう。

医療費控除の写真

●医療費控除で、いくら戻ってくる?

まず、1月1日~12月31日までの1年間にかかった医療費を合計しましょう。一緒に住んでいなくても、生計が同じであれば合算することができます。下宿中のお子さまや、単身赴任中のご家族の分も一緒に計算しましょう。合計が10万円を超えるなら医療費控除が申請できます。
1年間の総所得金額が200万円未満のご家庭は、医療費が総所得金額の5%以上かかった場合、申請ができます。例えば総所得金額が180万円の場合は、「180万円×5%=9万円」となり、医療費が9万円以上かかった年は医療費控除を申請できます。

【控除額の計算方法】

1年間の医療費が算出できたら、控除額を計算し、実際の還付金を確認しましょう。算出された控除額に所定の所得税率をかけた金額が実際に戻ってくる金額です。
所得税率は、課税所得額によって違うので、国税庁ホームページでご確認ください。課税所得額とは、総所得金額から、所得控除を引いた金額のことです。会社員の方は、年末に会社からもらう源泉徴収票をご覧ください。源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」から「所得控除の額の合計額」を引いた額が課税所得額に該当します。(千円未満切捨て)

例えば、1年間の医療費が50万円、課税所得が400万円(所得税率20%)の場合の計算をしてみましょう。

〇医療費控除額

50万円(1年間で支払った医療費)−10万円=40万円

〇実際の還付金

40万円(医療費控除額)×20%(所得税率)=8万円

これにより、実際に戻ってくる金額は8万円になります。
いかがでしょうか。これだけのまとまった金額が戻ってくるのです。申請を忘れてしまうともったいないと思いませんか。

●交通費も含まれるって本当?医療費控除の対象になるものをチェック!

医療費控除の対象になるものは治療費だけだと思っていませんか?
実は治療費の他にも交通費も対象になります。1年間で何度も通う治療になれば、交通費もある程度まとまった金額になるのでは?医療費控除を計算する時には、忘れないようにしましょう。

【通院費についてのQ&A】

・保護者の交通費は含まれますか?

お子さんの通院に付き添う保護者などの交通費も通院費に含まれます。通院日と金額は忘れないように記しておきましょう。

・歯科医院へ自分の車で通います。ガソリン代は対象になりますか?

公共交通機関などを利用したときの交通費は認められますが、自家用車のガソリン代や駐車場代は、通院費の対象になりません。また、公共交通機関が使えない場合のタクシー代は認められます。(深夜である・けがや病気で電車やバスに乗れないなどの場合)
詳しくは、国税庁のホームページ「医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例」をご覧ください。

●デンタルローンで分割払いにした場合の医療費控除は?

インプラントの医療費をデンタルローンで分割払いにした場合でも、全額をその年(デンタルローン契約成立の年)の医療費に含めます。デンタルローンの仕組みは、信販会社が医療費を全額立て替えて支払い、患者さんは、立て替え分を信販会社に分割で返済していることになります。そのため、一括で支払ったのと同じ金額を医療費控除として申請します。
また、ローンの際の金利や手数料は控除の対象外になりますので、ご注意ください。
詳しくは、国税庁のホームページ「歯の治療費を歯科ローンやクレジットにより支払う場合」をご覧ください。

●医療費控除の手続きの方法

医療費控除を受けるには、確定申告が必要です。確定申告の時期は、毎年2月16日から3月15日までです。所轄の税務署に提出しに行くか、インターネット(パソコンやスマートフォン)でも申告できます。

【用意しておく必要な書類は?】

「確定申告書」と「医療費控除の明細書」が必要です。税務署の窓口や国税庁のホームページで入手できます。歯科医院発行の領収書の提出はありませんが、「医療費控除の明細書」の作成に使いますので、失くさないようにしましょう。また、領収書は5年間保管しておく必要があります。デンタルローンを利用して手元に領収書がない場合は、ローンの契約書を保管しておきましょう。
詳しくは、国税庁のホームページ「医療費を支払ったとき(医療費控除)」をご覧ください。

【医療費控除の申請を忘れていた!そんな時はどうしたらいい?】

医療費控除の申請を忘れていた、あるいは知らなかったという方も、慌てなくて大丈夫です。5年以内に申請すれば受け付けしてもらえます。せっかくの制度ですので、お住まいの税務署まで問い合わせてみましょう。

医療費控除は、会社員の方には馴染みのない制度かもしれません。けれども、一度申請してみると、そんなに難しいものではありません。インプラントの治療をされる時は、経済的負担を軽減するためにも、医療費控除を申請しましょう。わからないことがあれば、当院スタッフまでお尋ねください。

 

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投稿者: アイリス歯科

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