アイリス歯科からのニュース

2021.03.12更新

■矯正治療って、どれくらい痛いもの?

「歯並びが気になっているけれど、矯正治療って痛いの?」と気になっている人へ。
確かに痛みは伴うのですが、そのせいで矯正治療を途中で止めてしまったという話は、あまり聞いたことがありません。中には、少しくらい痛みがある方が「矯正が上手くいっている証拠」と感じて安心する人もいます。
矯正治療の痛みには個人差があるのですが、痛みが発生する原因は、主に3つ考えられます。
ひとつめは、「歯が動く時の痛み」。ふたつめは「食事をするときの痛み」、そして「矯正装置が口内に当たる痛み」です。
どうして痛みが発生するのか、痛みの予防法はないのか、これから一つひとつ説明したいと思います。

■矯正によって歯が動くときの痛み

ひとつめは、矯正によって歯が移動して、理想の歯並びに近づいていくときに起こる痛みです。
どうして歯が動く時に痛みが生じるのでしょう?
それは、歯が移動するために歯茎の中で、古い骨が壊される「骨吸収」と新しく骨が造られる「骨形成」という骨の新陳代謝がさかんに行われているからです。
歯の移動に従って周囲の神経や血管が圧迫されて炎症を起こし、生じている痛みなので、鎮痛薬を服用すると抑えられます。けれども市販の痛み止めを飲んでしまうと歯の動きが鈍くなってしまうので、薬を使ってもいいのか、事前に歯科医に確認する方がいいでしょう。

■食事をするときの痛み

矯正治療中、歯が動く痛みが出ている時に硬い食べ物を噛むと、さらに痛みが強くなり、
歯茎がズキズキと疼き出すことがあります。
こうなると、歯が食べ物に触れるだけでも痛いため、必然的に食べる量が減ってしまい、図らずしも「ダイエットできた」という人もいます。
ただし、歯を効率よく動かすためには栄養バランスのとれた食事が必要不可欠です。
栄養不足になってしまっては、新しく骨や細胞が作られなくなるので矯正治療がうまくいきません。
矯正中でも食べやすいメニューを工夫して、栄養をしっかり摂るように心がけてください。
矯正中の歯が痛む時は、あまり噛む必要のない柔らかい料理がおすすめです。
野菜たっぷりのシチューやスープ、具がたっぷりの味噌汁や豚汁、あまり噛まずに食べられるハンバーグや肉団子などのひき肉料理、魚のつみれ、湯豆腐など、栄養価の高いメニューを工夫しましょう。

■矯正器具が口内に当たる痛み

ワイヤーとブラケットで歯を動かしていく矯正装置は、口内に装置の一部が当たると痛みが発生することがあります。
ブラケットが盛り上がっているので、唇や舌、口内の柔らかい粘膜に接触すると、傷つけてしまいやすいのです。
口内の同じところにばかりに硬い器具が当たり続けていると、そこが口内炎になってしまい、痛みがさらに強くなることも。また矯正治療中、ブラケットが外れたりワイヤーが抜けたりすることも、それほど珍しいトラブルではありません。ワイヤーの端が頬の内側に刺さって痛いということも、よく起こります。
こうしたトラブルが発生した時のために、矯正を始める前に「ワックス」を渡されますので、外れたブラケットやワイヤーを留めたり、痛みの原因になるところをカバーしたりするために使ってください。
激しいスポーツをする時は、転倒したりぶつけたりして、矯正装置の一部で口内を切ってしまうことがありますので気を付けましょう。歯科医院で相談すれば、矯正装置をカバーするマウスガードなどを用意してもらえます。
吹奏楽などで口を使う楽器を演奏するときも、装置で口内を傷つけることがありますので気を付けてください。基本的には装置をつけたまま、楽器を演奏するのは問題ありません。

■口内炎になってしまったら

口内に矯正装置が当たって痛いところが口内炎になってしまったら、シール状の口内炎治療剤を貼ったり、軟膏を塗ったりして治します。
こちらも歯科医院で処方してもらえますので、相談しましょう。
口内炎の痛みは3~4日続きますが、1週間くらいで自然に治るのが一般的です。

■痛みはどれくらい続く?

矯正装置をつけて歯が移動する時に感じる痛みは、数日から1週間ほど続きますが、時間とともにだんだん治まっていきます。
矯正治療を始めたばかりの頃は強い痛みが出やすいため、装着して数時間後に「こんなに痛みがあるの!?」と驚く人が多いようです。その痛みは翌日も続きますが、2~3日すると治まります。
矯正治療を始めると、月1回くらいの頻度で定期的にワイヤーを調整しますが、その直後も痛みが出やすいタイミングです。

■痛みが出た時の応急処置・鎮痛薬は?

ワイヤーの端が口内に当たって痛い場合は、歯科医に相談すれば、飛び出した部分のワイヤーを曲げて、当たらないように調整してもらえます。
応急処置としては、あらかじめもらっておいたワックスで、痛みが出る装置の部分をカバーします。
矯正治療の痛みが我慢できない時は、鎮痛剤を服用することもありますが、市販の薬は歯の動きを阻害してしまうため、歯科医に相談してから使うようにしてください。
鎮痛剤というと一般的にはロキソニンなどのイブプロフェン系が有名ですが、歯科医院では、歯の動きに影響しないアセトアミノフェンの鎮痛剤「カロナール錠」を処方しているところもあります。
痛みに敏感で、矯正治療の痛みに不安がある方は、どんなことでも遠慮なく、歯科医に相談してください。よくコミュニケーションをとる方が、矯正治療がスムーズに進みます。

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投稿者: アイリス歯科

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