アイリス歯科からのニュース

2021.02.15更新

矯正器具が外れた時の対処法

■初期は矯正装置が外れやすい

ワイヤーとブラケットで⻭を動かしていくタイプの矯正装置は、治療中に外れてしまうことがあります。
特に⻭列矯正を始めたばかりの頃は、矯正装置が外れやすい傾向にあります。いきなり外れてしまったとしても慌てず、落ち着いて対処しましょう。
⻭列矯正の装置は、ワイヤーを通すためのブラケットを⻭の表⾯に⻭科⽤の接着剤で留めている状態です。⼀定の強い⼒がかかると外れてしまうのは、そう珍しいことではないので⼼配は要りません。
ただし、すぐに対処しないで外れたままにしておくと、⻭が勝⼿な⽅向へ動いたり、元に戻ったりしてしまいます。

■まずは通院している⻭科医院に連絡を

⾃⼰判断せず、まずは通院している⻭科医院に連絡して、どうすればいいか相談しましょう。
状況によっては、すぐに⻭科医院へ⾏って直したほうがいいケース、とりあえず⾃分で応急処置してもいいケースがありますので、⻭科医の指⽰に従って適切な処置を⾏うようにしてください。
⻭科医師に「応急処置をしておいて、次回に通院した時に診る」と指⽰された場合は、指⽰通りに対応しましょう。
応急処置は、⻭科医院によって違いはありますが、⼀般的に下記のような対応をしています。

■【応急処置の⽅法】ブラケットが外れた場合

⻭の表⾯に着けているブラケットは、⻭科⽤接着剤で留めているものなので、治療中に外れることは⻭科医としても想定内です。また接着すればいいのですから慌てることはありません。
⻭科医院に⾏くまでの間、応急処置としてワックスで固定します。
ワックスは、⽶粒もしくは⾖粒くらいの⼤きさに丸め、ブラケットを包み込むように押しつけます。デコボコしたところから後側までワックスが⼊り込み、少しの間、外れたブラケットをキープしてくれます。
ただし、外れた場所が⼀番奥であれば、それはブラケットではなくチューブというワイヤーの端を留めている部品です。そこが外れると、ワイヤーの端が頬の内側や⻭⾁に当たって痛みが発⽣する場合があります。そのまま放置していると、⼝内を傷つけてしまいます。チューブが外れたのに運良く装置の⼀部が⼝内に当たっていないのなら、次回の通院までそのままにしておいても良いです。でも、⼝内に当たっていたり、痛みが発⽣したりしていたら、すぐに受診して⻭科医に修理もしくは応急処置をしてもらってください。
ブラケットが外れた場所が端ではなく中間にあるものなら、それほど急いで対応しなくてもよいでしょう。ただし、⼝内で動いて邪魔になる時は、すぐに通院し、修理か応急処置を⾏ったほうが良いでしょう。
銀⻭など、⾦属製の被せ物をしている⻭はブラケットが外れやすくなりますの、硬いいものやくっつきやすいものを⾷べるのはなるべく避けるようにしてください。

■【応急処置の⽅法】ワイヤーが外れた場合

ワイヤーが少しくらい外れても、緊急性はないケースがほとんどです。もし、元の場所へ差し込めるようなら戻してください。
特に⻭列矯正を始めたばかりの頃は、細いワイヤーを使っているため、外れやすくなっています。
応急処置として、ワックスでブラケットに固定しておきます。ワイヤーの端が頬の内側や⻭茎に刺さって痛いという場合は、その部分をワックスで覆うようにして⼝内に当たらないようにします。病院に⾏くまでの措置として、清潔なガーゼを頬の内側に仕込むのもいいでしょう。
もし可能なら、⾶び出しているワイヤーの部分を、⽖切りやニッパーなどの⼯具で切断したり、曲げたりしましょう。
ただし、ワイヤーがすべて外れてしまった場合は、そのまま放置していると移動した⻭が元に戻ってしまいます。すぐに⻭科に連絡して、着けなおしてもらいましょう。

■【応急処置の⽅法】リガチャーワイヤーが外れた場合

リガチャ―ワイヤーは、⻭を動かすためのアーチワイヤーをブラケットに固定するための細いワイヤーです。
ブラケットに強い⼒が掛かると、リガチャ―ワイヤーが⾶び出してくることがあります。
応急処置として、割りばしやつまようじの先を使って、ブラケットの内側に押し込みます。

■【応急処置の⽅法】⼝内炎になってしまった場合

⼝内の同じところに装置が当たって痛みが出ると、⼝内炎になってしまうことがあります。
痛みの原因になるところをワックスでカバーし、さらに炎症が起きている部分へ⼝内炎治療剤というシール状の薬を貼ります。⼝内炎の痛みを伝えれば、⻭科医院で処⽅してもらえます。

■矯正装置が外れても⼤きな影響はありません

患者さんが矯正治療に慣れていない初期に外れることが多いのもあって、外れてしまうと

「治療に⽀障が出るのでは」

「⻭科医に扱いが悪いと怒られるかも」

と不安になってしまいがち。
しかしながら、そんな⼼配は要りません。矯正治療中には、よくあることなのです。
中には矯正装置がまったく外れない⼈もいますが、何度も外れる⼈もいます。外れれば着け直せばいいので、気に病んだりせずに、すぐに⻭科に連絡して、このあとどうすればいいか相談しましょう。そして⻭科医の OK が出たら、応急処置をしてください。

投稿者: アイリス歯科

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